HOME > Works > Machiya in Kyoto / 京町家 > 京町家 火袋(通り庭)の再生
京都府 木造2階建 敷地面積: 建築面積:約174u 延床面積:約290u
永く住み継がれた京町家。老朽化と共に、生活スタイルの変化で、保全、再生が必要となりました。 建物全体の構造計算による耐震補強を行い、伝統工法の構造強化を図りました。さらに、かつては、便利に使われてきた「通り庭」も、火袋を生かしたデザイン空間を提案。床上げしたキッチンエリアの上部には、収納室を新設し、火袋からの採光を1階まで通す工夫を、しています。 お庭を望む水廻りへの外部通路も、内部廊下とし、厳しい冬の寒さ対策も好評です。
photo/岡田 大次郎